未来を創る

Fm1 クラシック




私たちの心を喜びや安らぎで満たし、希望や勇気をよびさましてくれるような音楽の情報を募集しています。

クラシックの楽曲は、純粋に音の響きを鑑賞するためのものが多く、曲にタイトル(題名)がなく、単にヴァイオリン協奏曲何番とか交響曲何番というような無機質な名前で呼ばれている作品がたくさんあります。けれども、人間の心は、そのような純粋な音楽を聴いても、何らかの反応をします。題名のない曲の中にも、聴くものの心に深い悲しみを呼び起こすような曲があるのです。ショパンの有名な「別れの曲」も、もとは「エチュード(練習曲)作品10第3番」という無味乾燥な名前で呼ばれる曲ですが、それでも深い悲しみを聴く人に感じさせる曲で、ショパン自身が「こんなに悲しい曲はこれまでつくったことがない」と言った、という伝説さえ残っています。

もし純粋な音の響きを追求した音楽の中に、悲しみを感じさせるものがあるなら、喜びや希望や安らぎを感じさせてくれるものもあるのではないでしょうか。そのような曲を知っている方は教えてください。

曲名、作曲者、演奏者などの名前をメールでギャラリー事務局に送ってください。ご自分の署名(ペンネーム、ハンドルネーム、記号等)を忘れずに付けておいてください。




番号 曲名 作曲者:演奏者/☆推薦の言葉(推薦者)/その他
1 ベートーヴェン
歓喜の歌
作曲:ルドヴィヒ・フォン・ベートーヴェン
作詞:フリードリヒ・フォン・シラー
演奏:ベルリン交響楽団 & ウィーン楽友協会合唱団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
☆ ベート−ヴェンの交響曲第9番(合唱付き)の第4楽章です。クラシックで喜びを真正面から歌った曲といえばこれを外すわけには行きませんね。
「歓喜(よろこび)よ、美しき、神の娘よ。そなたの翼のもと、我等人類は再びひとつになる」と歌ったシラーの詩にベートベンが曲を付けました。(DW)
2 チャイコフスキー
ヴァイオリン協奏曲
作曲:ピョートル・イリィチ・チャイコフスキー
演奏:ヴァイオリン ダヴィッド・オイストラフ
   オーケストラ フィラデルフィア管弦楽団
   指揮     ユージン・オーマンディ
☆ 私の好きな曲です。比較的悲しみの要素は少ないと思っています。(DW)
3 J・S・バッハ
ブランデンブルク協奏曲
第5番 ニ長調 BWV 1050
作曲:ヨハン・セバスティアン・バッハ
演奏:イ・ムジチ合奏団 1984年7月
☆ J.S.バッハの名曲の中でも有名かつポピュラーな協奏曲であり、中でもこちらの第5番 ニ長調は特に人気が高いため、YouTube動画を検索すると国内外の様々な名指揮者と交響楽団による名演が多数ヒットする位です。そのため、主旋律がピアノ演奏によるものとチェンバロ演奏によるもの、テンポも様々の演奏が見受けられます。好みがいろいろ分かれると思います。
こちらの動画はイムジチ合奏団による演奏であり、主旋律をチェンバロが演奏し、フルートの音色が小鳥のさえずりのように聞こえ、テンポがゆったりした、私好みのバージョンです。【アンジュ翠】
4 J・S・バッハ
トッカータとフーガ
作曲:ヨハン・セバスティアン・バッハ
演奏:Lionel Rogg
☆ 私は、若い頃はベートーヴェンの曲が好きでした。年齢とともに好みが変わり、ショパン、モーツァルトを経て50代後半に行き着いたのがバッハでした。この無機質で数学的とも言える、それでいてゴシック建築の天窓から差し込んでくる光のような輝きを持った音に魅せられました。80歳を過ぎた今は、童謡から演歌、ポップス、現代曲、クラシックまで、何でもOKです。ただ、好きな曲の中に悲しい切ない曲が多いのが困るところです。ここには、あまり切なくならない曲を選んでいるつもりです。(DW)
5
ヘンデル
ハレルヤ・コーラス
ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」より。
☆ オラトリオ「メサイア」はキリストの生涯を歌で綴った音楽劇で、ハレルヤ・コーラスはその第2部の終わりに出てくる合唱です、「ハレルヤ」というのは「バンザイ」に近い掛け声ですから、ハレルヤ・コーラスはいわば「神様バンザイ」と繰り返しているだけのコーラスです。地上が神の治める天国になったということを祝う歌で、日本ではクリスマスの時期によく歌われます。
この歌は西洋の歌ですから、当然キリスト教につながっています。けれども、神の世界に、人間世界のような宗教の区別はありません。ネットでチャネリングを通じて語りかけてくるメッセージには、あらゆる宗教の聖人が無差別に現れます。宗教の違いなどはマイナーな問題という立場で、こういう音楽に接していただけたら嬉しいです。(DW)
6 ヴェルディ
乾杯の歌
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ、歌劇「椿姫」より
☆ イグノーベル賞受賞の新見正則准教授の研究で、心臓移植をしたマウスに聴かせ、一番長生きする結果を出した音楽です。免疫細胞に良いそうです。(わかめ)
7 彼方の光 作詞:ロバート・ブライズマン
作曲:村松 崇継
歌 :LIBERA
☆  主の光をテーマにした歌詞の内容、賛美歌のような曲調です。どこに行こうと、どこに登ろうと、はるか天空の彼方より主の光は常に輝きを放ち、呼びかけてくださり、絶望の涙にくれる闇夜も行く手を照らし、嵐の夜もずっと励まし育ててくださいます。
LIBEAメンバーの天使のような可愛らしい姿を観ながら透き通る美しい歌声を聴いていると、まるで地上に天国が降りて来たようで、主の光に包まれ憂き世を忘れ恍惚となります。(アンジュ翠)

歌詞(アンジュ翠 意訳)

Wherever I go
Far away and anywhere
Time after time, you always shine
Through dark of night, calling after me


And wherever I climb
Far away and anywhere
You raise me high, beyond the sky
Through stormy night, lifting me above


Venite Spiritu et emitte caelitus
Venite Spiritu et emitte caelitus
Venite Spiritu Venite Spirtu


Far away, beyond the sky
Whenever I cry
Far away and anywhere
You hear me call when shadows fall
A light of hope, showing me the way


And wherever I climb
Far away and anywhere
You raise me high, beyond the sky
Through stormy night, lifting me up high


Venite Spiritu et emitte caelitus
Venite Spiritu et emitte caelitus
Venite Spiritu Venite Spirtu
Far away, beyond the sky

たどり着けども
さらに彼方より
輝き 夜通し
我を呼ぶ 主の光


登り詰めても
さらに高みより
嵐の夜通し
励ます 主の光


精霊よ、来たりて光を放て
精霊よ、来たりて光を放て
精霊よ、来たりて光を放ちたまえ


はるか彼方 天翔け
泣けば必ず
はるか彼方より
聞きつけて 闇夜さえ
道を照らす 主の光


登り詰めても
さらに高みより
嵐の夜通し
励ます 主の光


精霊よ、来たりて光を放て
精霊よ、来たりて光を放て
精霊よ、来たりて光を放ちたまえ
はるか彼方 天翔けて

2018年2月22日開設
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