宇宙からのメッセージ

T21 アニタの臨死体験(S7)


これはチャネリングではありませんが、アニタ・ムアジャニという女性の臨死体験の報告の一部です。内容が素晴らしいので、Galactic Free Press というサイトに投稿された部分を dawn-watcher が翻訳しました。




これはアニタ・ムアジャニ( 写真:Anita Moorjani ) が2006年8月、臨死体験研究財団のサイトに投稿したオリジナルの報告である。サイトの責任者で腫瘍学者のジェフリイ・ロング博士は、すぐにアニタに連絡を取り、いくつかの質問をした。それは以下のアニタの体験記の後に記されている。その後まもなく、この体験記は、まるでウィルスのように、メールによって全世界の数十万人に広まった。

アニタの臨死体験

私はがん(ホジキンス・リンパ肉腫)の終末期にあり、自宅で療養していた。私は、酸素ボンベにつながり、看護師がフルタイムで付き添っていた。その日2006年2月2日の朝、私は目を覚まさなかった。私は昏睡状態に陥っていた。私の夫が医師に電話をかけた。医師は、すぐに病院に連れてくるようにと言った。この老練な腫瘍学者は、私を見ると、夫に言った。「手遅れです。臓器は既に機能停止に陥り始めています。後36時間は持たないでしょう」。医師は続けて言った。「できることは何でもしてみるつもりですが、回復は見込めません。既に、臓器が機能していないからです。心の準備をしておいてください」。その時、私の身体は膨張し始めており、皮膚には損傷が現れ始めていた。薬剤や栄養剤の点滴のため、また酸素吸入のため、いくつものチューブやパイプが私の身体につながれた。
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私は、この間、意識を出たり入ったりしていたのだと、はじめは思った。なぜなら、私は、私の周りで起こっていたことを全部知っていたからである。しかし、あとで家族や医師に確認したところでは、その間、私はずっと昏睡状態にあったのである。私は、私の病室から10数メートル離れた1階のホールで医師と夫が会話する姿を見、その声を聞いていた。私は後で夫にその会話の内容を確認し、夫を仰天させた。やがて、私は次元の境を「越えた」。私はそこで完全な愛の中に包み込まれた。そこで、私は、なぜ私ががんにかかったかを完全に理解した。さらに、そもそも何故この人生を始めたのか、家族の一人一人はその中でどんな役割を演じたのか、そして、人生というものがどのように機能するのかということも完璧に理解した。この状態で私が理解したことは、とても言葉では表現できない。言葉には限界がある。私のいたところでは、この3次元世界では決して心に受容することすらできないものが如何にたくさんあるかということを理解することができたのである。私は、人生がどれほど素晴らしい贈り物であるかということを理解し、また、私たちが気付かない状態でも、如何に多くの霊的な存在が私たちの周りにいて愛してくれているかを知った。

私は圧倒的な量の愛を感じ、その視点から見ると、私たちがどれほどパワフルな存在であるか、人間としての物質世界の人生の中で、どれほど多くのものを獲得できる可能性を秘めているかということを知った。私は、その時、私の人生の目的は、この新しい知識を用いて「地上で天国の生活」を送ることであり、この知識をすべての人に分かつことであると知った。しかし、私は、地上に戻るか、このまま死に向かって進むか、選択しなければならなかった。私は、今はまだ死ぬべき時ではないとわかった。しかし、いつでも選択の権利は与えられている。もし、私が死を選べば、私の残りの人生が私に与えてくれる贈り物を受け取ることはできない。はじめ、私は、戻りたくはなかった。なぜなら、私の身体は重い病気にかかっていたからである。私は、臓器が既に停止しており皮膚に損傷が出始めている身体に戻りたくはなかった。しかし、ほとんど瞬間的に、私は知った。もし私が戻ると決めたら、私の身体は急速に回復するということを。月や週の単位ではない。数日のうちに変化は現れるはずである。

私は、それから、病気がどのようにして、最初エネルギーレベルに現れ、それから肉体レベルに現れるのかを理解した。もし私が人生に戻ると決心したら、私のエネルギーの中からがんは消え去り、肉体はそれに急速に追いついてくるであろう。さらに私は理解した。人間が医学的な治療をする時、それは肉体レベルからは病気を追い出すが、エネルギーのレベルでは追い出さない。そのため、病気がまた戻って来るのである。もし私が戻るとしたら、それは健康なエネルギーを持って帰るのであり、そのため、肉体は急速に、そして,恒久的に、それに追いつくのである。これは病気つまり肉体的状態や心理的状態に限ったことではないと私は理解した。私たちの人生の中で起こるすべてのことが、このエネルギーに依存しており、そのエネルギーは私たちが自分で造り出しているのである。真実に存在するものは何もない。私たちは自分の環境や条件を作り出す。それはこの「エネルギー」がどの状態にあるかに依存する。私たちが何を手に入れ、何を手に入れないかということは、私たちがエネルギー的にどこにいるかによって決まる「現象」なのである。もし私が私の身体に戻ったなら、私はこの原理の「証拠」を見ることになるだろうとわかった。

私は、この世とあの世の間を行ったり来たりしていたが、あの世に入るたびに、より深く入るようであり、さらに多くの「場面」を見せられるようであった。ある場面で、私は私の人生の中で人々とどのように関りあったかを見た。それは一種のタペストリーのようであり、その中で、私は私の周りの人々にどのような影響を与えたかを見た。別の場面では、飛行機に乗っている私の兄を見た。彼は、私が死にかけているという知らせを聞いて、私に会いに来ようとしていたのだ。(このことは後で確かめられた。私が戻った時、兄はそこに居て、飛行機で駆けつけたのだと言った)。私はまた、前世と思われる場面で、兄と私を見た。私は兄より年上で、彼の母親であるように見えた。その人生では、私は兄を保護する役割だった。突然、私は、飛行機で私に会いに来ようとしている兄のことを思い、「兄に私が死んだところを見せるわけにはいかない!」と思った。 また、私は夫の人生の目的が私に関係していることを知った。そして、二人で一緒に人生を送る決心をしたことを思い出した。もし私が死んだら、間もなく彼も私の後を追うことになるだろう。

その上、私は私の臓器の検査が行われていることを知っていた。その結果はまだ出ていなかったが、もし私が戻ると決心したら、まだ臓器が機能しているという結果が出るはずであることがわかった。もし、私が死ぬことを選んだら、検査の結果は、私ががんによって内臓を侵されて死んだという結果を示すだろう。私は、私の選択によって、検査の結果を変えることができるのだった!

私は決心した。そして、目を覚ます用意をした。私はとても混乱していた。私はその時、自分がヴェールのどちら側に居るのかわからなかったからである。医師が部屋にかけ込んで来て、満面の笑顔で家族に言った。

「いい知らせです! 検査の結果は、彼女の臓器がまだ働いていることを示しています。信じられないことです。彼女の身体は、完全に機能停止状態だったのです」。

その後、私は急速に回復し始めた。医師は、私が安定するのを待って、がんの痕跡を探すため、リンパ節の生体組織検査をおこなったが、私のリンパ節は肥大化すらしていなかった。病院に運び込まれた時には、私の身体中のリンパ節が肥大しており、頭部から下腹部にいたるまで、レモン大のリンパ節であふれていたのである。医師たちは、骨髄の検査もした。それは、がんの活動状況を見て化学療法の調整をするためであったが、骨髄からは何も発見されなかった。医師たちは困惑していたが、私には、突然化学療法が効いたのだろうと説明した。医師たちは、自分自身何が起こったのか理解できなかったので、検査につぐ検査を行った。私はあらゆる検査を完璧にパスした。そして、私は検査をパスするたびに元気になっていった。医師たちは、私の全身のスキャンをした。それでも何も発見できなかったので、専門の放射線技師にもう一度同じことをさせたほどだった!!!!。

私の経験から、私は知り合いのすべての人に、奇跡はいつでも起こり得るのだと話している。私は不可能なことは何もないということを知り、人は苦しむために生まれてくるのではないと知った。人生は、素晴らしいものであるはずであり、それに、私たちは深く深く愛されているのだ。私の人生を見る目は劇的に変わった。そして、「この地上で天国の生活」を送る二度目のチャンスを与えられたことを心から喜んでいる・・・・。.



投稿:Doreen Smith
日付:2013/7/2


続きを読みたい人は、次のサイトに行ってください(訳者注:英文です)。

http://anitamoorjani.com/about-anita/nde-according-to-anita/



2013年7月4日
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