アセンション

T15 大天使ミカエル: 世界平和宣言(E25)


平和は魂の叫び、霊の歌。平和は世界の自然な状態であり、あらゆるものが戻っていく場所である。すべてのものは平和を渇望し、すべてのものは平和の中で憩う。平和は世界が旅する目的地であり、何ものも世界が平和に到達し、平和を実現するのを止めることはできない。

世界の出来事の上に一つの時が来る。その時には、斥力(分裂させる力)は、引力(融合させる力)に打ち勝つことができない。その時には、憎しみと排斥の力は、愛と平和の力に打ち勝つことができない。世界の議会の中に、人々の押し戻す力がこだまし、それには誰も抵抗できず、それを尊重するほかはない。

いま、地球の人々の前に平和があらわれ、分裂し、傷つけ、殺し合う者たちを圧倒するであろう。地球は、何千年もの間、混乱と戦争の道をさまよったのちには、ふたたび平和の道に戻るべきであると、至高神によって定められているのである。地球を洗う愛の波に対して、政治や軍の指導者たちは無力であることが証明されるだろう。

人々は意識の中で集まり、沈黙のうちに語りあった。その言葉は誰も無視できない。人々は言った、戦争はもう我慢できない、と。天がこれに答えた。間もなく武器は地球上では無用のものとなるであろう。剣を鋤に変える時(注1)が来たのだ。

平和に対して、どのような心構えが必要だろうか? 平和とは、われわれの存在の本質の状態であり、それは外に向かっては普遍的な愛と調和として現れる。われわれのなすべきことはただ一つ、それが現れ、花開くのを邪魔しないことだけである。平和を選択し、それに身を任せることである。平和を決心し、それを覚えていることである。

平和とは、互いに武器を向け合うことを拒否するだけのものではない。それはすべての彼または彼女に公正な分け前を認め、彼や彼女の出番を認め、彼や彼女の選んだ道を認めるという決心である。平和とは、神の庭に咲く花の一つであり、そこには、喜び、共感、愛、調和、一体感などのすべてが、同じ根を持つつる草のように、一緒に花開くのである。

いにしえより「地を平和がふたたび覆うであろう」と予言された時が今である。人類はふたたび、水の中を泳ぐもの、地の上を歩くもの、空を飛ぶもののすべてと愛の絆を取り戻す。地球の子は二度と戦争をしない。地球の子は集まって愛によって結ばれた社会をつくり、エデンの園を取り戻す。それは地球の本来の姿であり、永遠の姿である。

地球の上に二度と銃声が響くことはない。人々が悲鳴と苦悶の内に死ぬことは二度とない。新しい時が我々の上に臨んでいる。そこには調和と善意が取り戻され、二度と失われることはない。偉大なる実験は終了し、多くの知見が得られた。そしていま、この「青い星」が天国に帰り、天国が地球に帰る時が来たのだ。

すべての人はワンネス(全一神)の前にひざまずく。ワンネス以外の誰も、もはや、他の者の上に君臨することはない。すべてのものが参加しているワンネスに帰る無限の旅は、今後はまっすぐな開けた道の上に続く。すべての曲がった道はまっすぐに直される。今は、戦争の世界に幕が下り、平和の世界の幕が上がる時である。

(注1) 聖書: イザヤ書2章4節 (日本聖書協会 新共同訳聖書)
      彼等は剣を打ち直して鋤とし
      槍を打ち直して鎌とする。
      国は国に向かって剣を上げず、
      もはや戦うことを学ばない。


Origial Site:  The 2012 Scenario http://the2012scenario.com/
Original Posting: http://the2012scenario.com/2012/10/archangel-michael-the-declaration-of-world-peace/#more-147898
Channeld :  Steve Beckow
Posted Date:  2012/10/8
Translated :  Noguchi Kenzou



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