C11 霊性とは何か
21世紀は霊性の世紀と呼ばれます。それは、人間が霊性に目覚めるときがきていることを意味しています。
霊性とは何でしょうか。いま、なぜ、霊性が問題になるのでしょうか。
霊とか魂という言葉を使うと、死後の世界のことだと思う人があります。けれども、ほんとうは、そうではありません。霊も魂も、いま現在のあなたのことなのです。
死後の世界という特別な世界があるわけではありません。死後の世界と生前の世界は同じ世界なのです。あの世とこの世は同じなのです。あなたが死んだとしても、どこか別の世界に行くわけではありません。あなたはいまでも、死後の世界に住んでいるのです。もしあなたが、誰か親しい人をなくしたことがあるなら、そのひとも、いま、あなたと同じ世界の中にいるのです。
人間は肉体ではありません。人間は物質ではありません。このことを指して、人間は霊である、といいます。霊性とは、人間の本性のことです。(ほかの宗教では、仏性や神性ということもあります。大雑把に言えば、みんな同じだと考えてください。)
この講座では、霊性とは何か、人間が霊性に目覚めるとはどういうことかということを、できるだけやさしくお話していきたいと考えています。
けれども、いくらやさしく話しても、それがわかるということと、それを信じることができるということは、別の問題です。そんな馬鹿なことがあるものか、と思われる人もたくさんあるでしょう。そういう人は、だまってこのサイトを閉じてください。いつかまた、気が向いたときにたずねてきてください。
もし、このテーマに関心を持たれた方は、毎月、書き加えて行きますので、それを読みにきてください。また、こサイトのほかのページに入っていってください。きっと、何か、あなたの心を揺り動かすものに出会うことができると思います。
2004年8月1日